ランエボとその後の日々の生活 ラリーを観戦しようよ

Yahooブログから引越しました。ラリー観戦情報を発信していきます。

結構ショックです

最新号のWRC+に古賀さんの「アル・カシミ殿下のお宅訪問」が出てます。
 
殿下のお宅(宮殿ですね)についてコメントなぞ出来るものではなく
豪華さにショックを受けるほど身の程知らずではありません。
 
その中の殿下のコメントが結構ショックなのです。
 
今はBPフォード・アブダビとしてWRCでの活動を行っているのですが
ある時期、三菱と組んで活動することを検討し、実現寸前であったと。
 
その時期とは三菱がWRC撤退の時期であり、その検討内容とは
チーム丸ごとアブダビで買い上げ、「三菱ワークスチーム」として
活動を継続する提案であったと。
 
さらにこの計画はご破算になり今に至るのですが、その理由は現場ではなく
三菱自動車トップが受け入れなかったこととか・・・。
 
詳細はWRC+をご覧頂ければと思います。
 
いろいろと思うところはあります。
 
ひとつだけハッキリしているのは、三菱にはもうモータースポーツに係わる
資源もエネルギーも精神もないということだと思います。
 
更に「たられば」を言うときりはないのですが、これだけは言わせて欲しい。
もし実現していたら、ジジは大怪我せずにすんだかもしれない。
 
三菱のクルマ作りは「The Spirit of Competition 」を基にし
小さな規模の会社にも係わらず、名車と呼ばれるいくつものクルマを
世の中に送ってきたのだと思っています。
三菱のクルマには戦う気持ちが入っていたはず。
でもそれはもうこの先は期待できないことなのだと思い知らされました。
 
この先、ECOを唱えてどのような三菱車が作られて、ユーザーや
三菱自動車、販売会社、関連会社の社員が幸せになっていけるのかわからないです。
「The Spirit of Competition 」の代わりとなるものをなんとか見つけて欲しいです。
 
まあ、だからといって今すぐ私の立ち位置が変わるわけではないです。
ランエボは我が家のファミリーカーです。
来週のラリー北海道でも、赤い格好して三菱勢をしっかり応援します。
そのあたりは変わりません。