ランエボとその後の日々の生活 ラリーを観戦しようよ

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アウトランダーで興味深いこと

先週、車検でディーラーに行ってアウトランダーのカタログをもらってきました。
買うわけではないのですが、営業の兄ちゃんが新型車のカタログは必ず
渡してくれます。
 
アウトランダーには安全装備が満載です。
レーダーで追突防止したり、オートクルーズしたり
カメラで車線監視してレーンはずれを警告したりとギミック満載です。
こういうのは、三菱は前から好きなので搭載に躊躇なしですね。
 
その中で目を引くのが、オプションではありますがS-AWD搭載です。
S-AWDは、ランエボで使われている4輪にブレーキコントロールまで
統合したコンピュータバリバリのアクティブ制御です。
そもそも安全装備というより、WRCからフィードバックされた速く走るための機能です。
 
コンピュータ上で、クルマの動きを常時シミュレーションして
その結果で、4つのタイヤへのトルクとブレーキをコントロールするという
何しているのだかよくわからないものではあります。
 
ただし、その効果は絶大です。
曲がる、止まる、走るという動きが強力にアシストされます。
だから、キライという方はいらっしゃいますが、私レベルの技術の者にとっては
ありがたい機能です。
 
このS-AWD、来年販売開始されるPHEV(プラグインハイブリッドEV)には全クラスに
標準装備されるようです。
 
PHEVは、ガソリンエンジン+2モーターで4WD。
モーターは前、後ろ1台づつ。
よって、装備されるS-AWDは、ランエボのS-AWDにモーターのトルク制御を
加えたコントロールをすると思われます。
更に、回生ブレーキも違いとして加わると想像されます。
これらのハイブリッド独特の動きも制御しないと、クルマの動きがシミュレートできないはず。
 
そう考えると、進化版のS-AWDです。
 
ランエボの肝がまだ生きてつながっていくと考えればうれしい気がします。
 
もし、万が一、間違ってランサーエボリューション11なんてものが
出るとすれば、おそらく進化版のS-AWDを装備しているのでしょう。
そのときは、EVなのでしょうか?PHEVなのでしょうか?