ペタがスバル離脱を考えている？

ＡＵＴＯＳＰＯＲＴ　ＷＥＢの記事に「ソルベルグ、スバル離脱か？」とのタイトルが並んでいます。

ノルウェーの放送局の取材に答えたものの様で、もちろん離脱するというそのものズバリは一言も言っていません。しかし、このような状態で一年を浪費したくないというニュアンスです。

確かに現在のスバル／インプのパフォーマンスは、クサラやフォーカスに対抗できるレベルではないと思います。ドライバー、しかもワールドチャンピオン経験者として常に最高レベルを求めても責められないです。私は、戦闘力を失った三菱からマキネンが去っていったときも、彼を尊敬する気持ちは少しも変わりませんでした。

しかし、今スバルがペタを失うことはスバルだけの問題ではなく、今後の日本メーカー全体のＷＲＣラリー活動に影響を与えると思います。良くも悪くも優勝の可能性のあるドライバーは、ローブ・マーカス・ペタの３人に絞られているのが現状です。
極端な話、三菱は既になく、優勝できなくなったスバルの人気もおちたら、新規参加のスズキがどこまで頑張れるか？コストメリットの追求となれば答えは明らかです。

三菱組の私ですが、昨年のラリージャパンでのペタのリタイヤは涙が出るほど悔しかったです。
スバルの奮起を望みます。