ランエボとその後の日々の生活 ラリーを観戦しようよ

Yahooブログから引越しました。ラリー観戦情報を発信していきます。

公道最速の技術

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先日行った「モータースポーツジャパン2006」で買った本です。
「三菱によるラリーカー工学」2005年10月初版発行です

表紙にランサーWRC05の透視図がドンと出ていて、つい引かれて
買ってしまいました。お値段はちょっと高めの¥2500です。
「公道最速カテゴリーの技術」なんて、イニシャルDに出てくる医者の息子が
ボソッと言いそうなサブタイトルがついております。

内容はかなり硬派で読み応えあります。さすがに三菱自動車監修です。硬い。
ラリーカーの歴史、挙動や性能の技術が解説されています。
まあ、写真がふんだんに載っているので、ぺらぺら見ていても楽しいです。

コーナーを曲がるときの車の挙動の解説では、ブレーキングの後に
ちゃんとフェイントモーションが入っています。
この辺りは、サーキット中心の最速とはやっぱり違います。

初めて知ったのは、ジャンプの時の空中での姿勢制御をエンジン回転数を
調整することで行っているというものです。よく理解できなかったのですが
タイヤの回転トルクを変化させて、車の頭を上げたり下げたりするようです。
(あっているのかな?ご存知の方、教えてください)
ファイト一発で飛び出すだけじゃなかったんですね。

そのほか、パーツ類についても解説されているので、TV見ていて
トラブルの内容がよくわからないときにも重宝しそうです。

ちょっと変わったラリー関連グッツの紹介でした。