エボⅩ・SSTのSportsモード

我が家のエボⅩは、ＳＳＴが付いているのでほとんどオートマです。

ちなみにＳＳＴというのは、スポーツ・シフト・トランスミッションだそうで
マニュアル車のクラッチ操作を電子制御でやってしまうという、ほとんど
Ｆ１かＷＲＣかというような高度な装置です。

難しい説明は ⇒ http://www.mitsubishi-motors.co.jp/evo/performance/per_03.html

運転している分には「オートマ」です。
私はずっとＭＴ車だったので、どの程度すごいオートマなのかよく分かっていません。
シフトレバーとハンドルのパドルでギヤを好きに変えることもできます。

ＳＳＴには、シフトチェンジのタイミングで３つのモードに切替ができます。
シフトレバー横のちっちゃいスイッチで切替えます。

ノーマルモード
２０００から３０００回転くらいで街中を普通に走れます。
アクセルを踏込めばＭＴのエボ８と同じようにドンと加速します。
エンジン回転を抑えてくれるので燃費がいいです。

スポーツモード
４０００から５０００回転くらいでガンガン走ります。
どんな感じかは後程。

Ｓ－スポーツモード
高回転をキープするそうです。私はまだ試していません。
サーキットでの使用が前提のモードです。
街中でエンジン限界まで回したランエボが走るのは、ほとんど迷惑です。

昨日、ストレス解消も兼ねてぐるっと走ってきました。
山間の道には桜が散り際ではありますが咲いていて気持ちの良いドライブでした。

今回は一人でもあったので、山坂道に入って「スポーツモード」を使ってみました。
第一印象は「速くて正確」です。

トルクの乗り切った回転域をキープするので、大きくなったエボⅩを
もたつくことなくガンガン前に進めてくれます。
ブレーキをかければヒール＆トウしなくても回転を合わせながらシフトダウン。
ノーマルモードのままではワンテンポ遅れるような高低差のあるヘアピンでも
スポーツモードにすればストレスを感じずに抜けることができました。

その間、何速を使っているか（何速を使おうか）は考えなくてもいいので
意識はハンドル操作に集中できました。

もちろん、ＭＴでもしっかりと操作して適正なギヤを選択すればいいのですが
私のような技能レベルの人でもランエボの能力を引き出しやすくしてくれるわけで
結構使える機能だと感じました。

自分で操作する部分が減るので好みもありますが、練習して左足ブレーキも
普通にできるようになりましたし、やっぱり渋滞に強い。
私はＭＴではなくＳＳＴを選択して正解だったかなと思っています。