ＷＲＣサルディニア ヤリ・マティ優勝

ＷＲＣ第６戦サルディニア終了しました。

やっとセバスチャン・ローブの連勝がストップ。
止めたのはヤリ・マティ・ラトバラでした。

ヤリ・マティは、今シーズンドロドロ・ゴロゴロでしたので
嬉しい優勝になったと思います。
この後も良い走りが続けられるといいのですが。

２位はミッコ・ヒルボネン。
体調がいまひとつということでしたが、ローブを抑えました。
「２位が運命」なんて弱気なことを言っていてはいけません。

３位がペター・ソルベルグ。
２００６年スペックのクサラに代えて、多少は良くなったようですが
オーバーヒートに悩まされながらのポディウム獲得です。
ペターはやっぱり速いんです。いい車に乗って欲しい。

４位がセバスチャン・ローブ。
タイムはペターを上回ったのですが、パンク交換作業の際に
止まる前にエレナがシートベルトを外していたということで
２分のペナルティが課されて順位が下がりました。
http://www.rallyitaliasardegna.com/2009/pdf/stewards_07.pdf
以前ソルドがシートベルトを締めずに走って、その時は失格でした。
（２００６年のラリージャパンですね）

５位がエフゲニー・ノビコフ。おそらく初ポイントかと。
６位マシュー、７位オストベルグ、８位ヘニングという結果でした。

ＰＷＲＣはナッサーとパトリック・サンデルが激しく優勝を争いました。
競り勝ったのはナッサー・アルアティーアでした。
最終ＳＳで逆転。１．５秒差という僅差での勝利です。
ランサー陣営では、アルミンド・アラウージョが安定して速くなってると
思うのですが、優勝に届かないです。

アラウージョは去年のラリージャパンでも丁寧にサインをしてくれた
とてもいい兄ちゃんなので勝って欲しいです。

ラリー・イタリアなのにジジが出ていないので、ちょっと斜めに
経過を追いかけていましたが、セブの歯車がちょっとずれたことで
面白いラリーになりました。
マルコムの言うとおり、セブを止めたのはヤリ・マティでした。
それも戦略でなく、スピードで勝ったところに価値があると思います。