WRCニュージーランド決着
WRCニュージーランドは、大変な結末となりました。
本日目を覚ましたときには、既に1ループ目が終わった直後。
セバスチャン・ローブがコースオフで50秒ロスとの情報。
Day2の爆走ペースなら間違いなく優勝と思っていましたが
これで状況が一変しました。
オジェ、ラトバラ、ペター、セブ、ミッコ、ソルドの順位で、ここまでが31.4秒。
のこり2つのSS、フラットアウトしかない戦いになりました。
WRC.comでスプリットタイムの更新ボタン押しまくりながら
97%なに言っているかわからないWRCラジオまで流して
成り行きを追っかけていました。
これだけの戦いは、久々といってもいいと思います。
優勝争いは、まずペターがコースオフ・・・。
スプリットタイムが出なくなったときは、思わず声が出ました。
怪我は無いようでとりあえず良かったです。マシンのダメージは心配ですが。
そしてオジェが、セブも、途中1秒差まで迫ったラトバラも抑えて初優勝!と思ったら
最後の最後でスピン。
ヤリ-マティ・ラトバラが見事優勝を勝ち取りました。
ソルドも、皆がフラットアウトしていただろう最終SSでベストタイムです。
これはこれですばらしいと思います。
一方ミッコは・・・。
遅くは無いのですが、全く目立たず。大丈夫だろうか。
最終順位
優勝、ヤリ-マティ・ラトバラ
2位、セバスチャン・オジェ
3位、セバスチャン・ローブ
4位、ミッコ・ヒルボネン
5位、ダニエル・ソルド
私は、こういう戦いを何年間も待っていたんです。面白いラリーでした。
チームオーダーだの戦略だのを突き抜けたところに
やっぱり本物があると、今回感じました。
新井さんは、PWRC4位までポジションアップしてラリーを終えています。
チャンピオンシップでは3位。まだまだ、これからです。