Rally-Xに思うこと

ＷＲＣの専門誌といえばＷＲＣ＋とＲａｌｌｙ－Ｘでした。

１２月３日にＲａｌｌｙ-Ｘを出版していた山海堂の社員全員が解雇され
業務停止、会社自体もロックアウトされたということです。
（http://www.shinbunka.co.jp/news/2007/07-12-04-photo.htm）
準備が終わっていたと思われるＧＢ号も出せずに。

思えば、今年の途中から本屋に置いてあるＲａｌｌｙ－Ｘの部数が減り
本屋によっては置かなくなったところもありました。
私は、三菱がＷＲＣを撤退して以降、毎号購入していたわけでなく
モバイルのみだったこともあり、倒産のニュースに触れ心が痛みました。

サーキットと違って、ラリーは現地を訪れても時間的にも空間的にも
報道がしっかりしていなければ、経過や結果を知る方法がありません。
ラリージャパンも、競技関係者、メーカー、オフィシャル、観客、プレス関係者が
バランスよくそろわなければ成立しないというのは、私の思い込みでしょうか。

来年のラリージャパンの道央開催がオフィシャルＨＰで明言されました。
このタイミングで専門誌が減ったことは、道央移転の主目的から見ても痛手です。

加えて、Ｒａｌｌｙ－Ｘの皆さんには「ジジ・ガリ ＦＵＮ ＤＡＹ」で
奥さんと小僧をジジに合わせてくれたという「恩」があります。
スロットカーや記念撮影のときに小僧をジジのすぐ隣にしてくれるなど
多くの配慮をしてもらったようです。

実際に仕事を失った皆さんに伝える言葉は持てないのですが、感謝しています。
皆さんの仕事で、一生の思い出をもらって感謝で一杯の家族がいることは事実です。

これを読んでいただいた方で、Ｒａｌｌｙ-Ｘの皆さんとお知り合いの方がいたら
皆さんに感謝している者がいることを伝えてもらえればありがたいです。